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【書籍】私の財産告白(10年後/79点)

私の財産告白私の財産告白
(2005/07/10)
本多 静六

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□この方、給与の1/4を常に貯金しつつ、それを原資に国鉄や開発前の山林を安値で買い漁り、経済発展と共に、大もうけした方。しかし、死ぬまでに匿名で財産は寄付された偉大なお方。

□といいながらもただの資産家ではなく、有名な造園家であり、日比谷公園や奈良公園、大濠公園などに関わっておられます。さらに370冊余りの著作を残されたという点もまた偉大です。

以下、印象に残った点をあげていきます。


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■投資の第1条件は安全確実である。しかしながら絶対安全をのみ期していては、いかなる投資にも手も足も出ない。だから、絶対安全から比較的安全、というところまで歩み寄らねばならぬ。
□投資したお金は買い物に使ったものと捉えておけば、多少のリスクを背負ったとしても、20%くらいの損失であれば、痛くもかゆくもありませんね。

■人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない。
□まさに、目指すべきところはここですね。しかしその対象が今の仕事の延長線上にあるのか、それとも別の道にあるのか、悩むところです。どうしても後者の方が光り輝く道に思えてしまいますが、一種の逃げもあるかもしれませんね。

■あらゆる通常収入は、それが入ったとき、天引き1/4を貯金してしまう。
□独身の方にはぜひオススメしたいですね。

■貯金がある程度の額に達したら、他の有利な事業に投資するがよい。貯金を貯金のままにしておいては知れたものである。

■「本多の財産」であった私の財産が、ここに至ると逆に私をとりこにして「財産の本多」といった主客の顚倒を起こしそうになった。
□財産目当てで怪しい輩が接触してくるのでしょう。そういった人脈はどうも胡散臭いですね。

■四十歳になったときには、大学の俸給よりは、貯金の利子や、株式配当の方がズッと多くなり、三十年過ぎた六十近い頃には、数百万円の貯金、株式、家屋等のほかに、田畑、山林一万余町歩、・・
□一攫千金を求めてリスクを取ったわけでなく、あくまでも余剰のお金からここまでの資産を築いたという点がすばらしいですね。


■経済的な自立が増すにつれて。勤務の方にもますます励みがつき、学問と教育の職業を道楽化して、いよいよ面白く、人一倍に働いたものである。
□これは、新たな知見でした。お金という目的がないと仕事に行く気も起きない、という状態は現状の仕事が道楽の対象にはなりにくいということかもしれません。しかし、現状の仕事を極めればそこから道楽化の道が開かれる可能性もある。
 私事ではありますが、若手ながら今の仕事に何か違うな、自分の適性ややりたいと思っていることと違うな、ということを感じながらも、現時点では見切りをつけにくいというのが正直な、今の私の仕事に対する感じ方です。


■「幸福とは何ぞや」という問題になってくると、少しやかましくなってくるが、それは決して親から譲ろうと思ってゆずれるものでなく、またもらおうと思ってもらえるものでもない。畢竟、幸福は各自、自分自身の努力と修養によってかち得られ、感じられるもので、ただ教育とか財産さえ与えてやればそれで達成できるものではない。
□幸福を得るためには、努力であったり、修養が必要であるということですね。
仮に、突然宝くじが当たって、何不自由ない暮らしが出来たとしても、それだけでは、自分自身が社会にどういった責任や役割を果たせるのか、と思い悩み、結局幸せにはなれないのかもしれません。


■少し金が出来てくると誰にも必ずこの賃借のトラブルが起きてくる。何人も心を鬼にして最初から一切融通に応じない方針を厳守するよう、私は私の体験からみなさんにおすすめする。

■「好景気。楽観時代は思い切った勤倹貯蓄」「不景気、悲観時代には思い切った投資」
□現在は、好景気の入り口ではないか、という雰囲気ですね。


■討論で自説の誤っているのに気付いたら、その場でむしろ気前よく降参して、自説の改新を行ってゆくことだ。変異ネバネバしていつまでも自説を固執しているよりも、どんなにか男を上げることになるか知れない。

■常に次から次へと勉強の先回りをやってきた。大尉に任ぜられたときは、少佐に昇進する年限を3年と考え、その初めの半分の一年半に、大尉としての仕事を十分に勉強し尽くした。そうしてのちの1年半に、少佐に昇進したときに、必要な事柄について一所懸命勉強した。
□ビジネスパーソンならば肝に銘じておくべきことかもしれません。


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□ ただ単にお金持ちになったのではなく、この方が留学先のドイツである教授(財務面におけるメンター的な存在)に出会い、その教えを守るために一生懸命考えながら努力した結果、大きな財産を築いたという点が重要ではないでしょうか。また、その後も1日1頁文章を書き続けるという修養を続けたからこそ、幸福な人生を歩まれたのかもしれません。

□ お金の奴隷にはならずに、経済的な不安を取り除く程度の財産を気付いた上で、自らが成し遂げたいことを見つけ、それに対して努力し続けること、そしてそれに没頭できることが幸福なのかもしれません。

□ 自らが成し遂げるべきことを見つけ、それに対する努力を続けた結果、社会に良い影響を与え、自らの足跡がのこるような人生を歩めることが、私の目標です。

□ 10年後 にもう一度読みたいと感じました。

採点79点

以上

環境素人

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[ 2013/03/20 17:12 ] 【書籍】お金76-79点 | TB(0) | CM(0)





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