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【書籍】あんぽん 孫正義伝(3年後/93点)

あんぽん 孫正義伝あんぽん 孫正義伝
(2012/01/10)
佐野 眞一

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孫正義氏に関する書籍は多くありますが、ここまでの緻密な取材力に基づいた興味深い書籍は存在しないのではないでしょうか。彼が育ってきた環境やその一族を辿ることでこの「天才」がどのように発生したのか。掘り下げていくと様々な濃厚ストーリーが浮かび上がってくるのです。


【感じたこと】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□この本を読むと、孫正義という人間がすさまじい親戚たちの中で育ったこと、また父親によってその能力を最大限まで引き出されたことが分かります。

□皆さんは自分の父親や母親がどんな思いで人生を謳歌してきたのか、具体的にいつどんな経験をしてきたのか、聞いてみたことはあるでしょうか。

□おそらく、無いと答えられる方が多いのではないかと感じます。私もその一人であり、祖父母、さらにその親や親戚がどんな気質の人でどんな仕事をしているのか分かりません。

□本書は「天才」である孫正義が発生した要因を、一族を追っていくことで明らかにしていきます。調査していくと、金融業やパチンコ、豚飼い、密造酒等で生計を立てた父親を始め、尋常でない人々の周りで育ってきたということが明らかになっていきます。


□この点から気付かされることは、自分の一族がどんな人物だったのかを辿っていけば、自己をより深く知ることができるかもしれないということです。


□たまたまこの本と出逢い、そのような思いに至りました。先日も書いたように、ここのところ様々な人の死に触れる機会が多いのです。その中で自分自身に「死生観」というものが大事であると気付くに至りました。これと今回の気付きが何かリンクしているような気がしてなりません。

□自らを作り上げた血筋について、聞ける人に今のうちに聞くべきであると導かれているような、そんな気がしてなりません。少しオカルト的な表現になってしまいましたが、何かそんな気がしてならないのです。


□また、本書ではエネルギー産業と在日の関係が重要なキーワードともなっており、日本という国が産業力をつけるに至るまでの闇の部分についても考えさせられます。

□とても深い内容であり、気付きも多く、読んでよかったと思わされる本でした。


【印象に残った点】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー□:抜粋 ■:感想等

□北朝鮮の拉致問題は許せないことですよね。・・・私たちの先祖は、何万人規模で強制連行されてきて、炭鉱や鉄道づくりに働かされたんです。

□鉄道や道路、電力会社など天下国家の礎を作るのが、事業家です。
■商売人と事業家の違いは、自分のためでなく社会に自らを還元しているという点なのかもしれません。

□日本が戦争に負けて悲しかったですか。「ぜんぜん悲しくなかったですね」
■「在日」の人がどのような思いで終戦を迎えたのか、率直な一言が記されています。

□「信号が赤で事故にあうなら当たり前。でも、青で事故にあうなら信号機が壊れている証拠。」
■正義の父三憲は、子どもの頃から答えの無い質問を息子にぶつけ、考える力を養っていたようです。

□孫正義がダイエーホークスを買ったのは、三憲の進言を受けたからだという。

□震災について・・この未曾有の大災害は、目の前で起きた悪夢のような出来事に「言葉を失う」体験をした人びとの身の上を思いやる想像力の有無を政治家や官僚、ジャーナリストをはじめとするすべての日本人に問うている。もし、その想像力が日本人から損なわれているとするなら、それは被災地に広がる瓦礫以上に深刻な精神の瓦礫といわなければいけない

□国策に直結したエネルギー産業は、人命よりもいつも企業の延命の方を優先させる。
■三井山野炭鉱の爆発事故と福島の原発事故において、重なり合う何かが存在し、一族としてその両事故に深く関わっていることに筆者は何か運命めいたものを感じています。

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3年後 にまた読みたいと感じました。

採点93点

以上

環境素人
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[ 2014/01/26 22:04 ] 【書籍】偉人90-95点 | TB(0) | CM(0)





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