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関西電力 計画停電

■さて、まず第一回は今話題の計画停電です。

■関西電力が発表した
「万が一の備えとしての計画停電の準備について」
の中身を見ていきたいと思います。

計画停電の期間
 7/2(月)~9/7(金)の8:30~21:00
停電の時間帯を下記6時間帯に分けています。
 1. 8:30-11:00 2.10:30-13:00 3.12:30-15:00
 4.14:30-17:00 5.16:30-19:00 6.18:30-21:00

このうちの2時間程度を停電するとのこと。
停電エリアの切替に30分前後かかるのでこういう表現になっているようですね・・。


ちなみに関電のホームページを開いて計画停電について調べようと思うと、最初に行き着くのはポイントが書かれた文章ではなく、詳細な解説が記載された別紙2という資料。
これは余計わかりにくい・・。

関電としては誤解の無いように丁寧に説明する意図なのでしょうが、この辺りはちょっと問題ありですね。

・どういうスキームにしたか、が先ではなく、
・我々が何を見たらよいのか、何をしたらよいのか

を優先的に情報提供する必要があると感じます。


興味がある方はホームページをご覧ください。


■さらに、お客さんを1-6グループに分けて、それを8のサブグループに分ける。
全部で48グループに分けられるようです。

もうすでに頭がこんがらがってきました・・

読み解いていくと

・1-6グループが受け持つ停電時間帯が日ごとに変わる。
・電力の不足量に応じてサブグループを何グループ停電するかが変わる。
・停電するサブグループの優先順位が日ごとに変わる。


ということのようです。

□大阪のおばちゃん連中がこの資料をみて、理解しろとなると時間を要するのではないでしょうか・・。

■医療施設、国の安全保障上重要な機関、庁舎、警察、消防署、台風12号被災地(仮設住宅など)、原発30km圏内については計画停電から除外するとのことです。
また、鉄道、航空、金融についてもできるだけ配慮するとのこと。

□できるだけ配慮??どういうことでしょうか。。


■関電がどれくらい発電できるかというと、
昨年H23.8.9の供給実績が2,947万kW。
今年は、節電要請時点で2,542万kWしか発電できない見込みでした。
そして大飯3号機再稼動で2713万kWまで供給力が回復する見込みとのこと。

!?

一基再稼動しても昨年の需要より供給力が234万kW 不足している、ということです。
そう、意外とまずいのです。。

しかし、揚水発電や他社からの融通次第で2,542万kWという数値は変わるようです。
実は本当は余力があるのか、もしくは複雑な要因が絡み合っているため理解しがたく、我々一般人から見るとごまかしのように見えてしまうのか。

しかし、そういったごまかしをするほど狡猾な企業なのでしょうか。


□今年はロンドン五輪の年。
特に注目度の高い、サッカー、野球といった種目で日本代表が活躍すると非常に危険が増すのです。テレビは見るわ部屋でクーラーはつけるわ・・
かといって、やはり私は応援してしまうのですが。

まだまだ心が整っていませんね。



●補足です。
kW(キロワット)というのは、一時間に発電できるいわば「力」であり、仮に100万kWの原子炉を3時間動かすと300万kWh(キロワットアワー)の電力量が得られるということです。kWが縦軸、時間が横軸、kWhは面積とすると理解しやすいと思います。
一般的な家庭での一ヶ月の使用電力量は300kWh程度といわれますので、
300万kWh÷300kWh / 世帯=1万世帯
つまり原発1基を3時間動かしただけで1万世帯の人が一ヶ月電気を使えるわけですね。

・・いや、使えないのです。上の例で言うと300万kWh分をどこかに貯めないと駄目。電池か何かに。
こんな膨大な量はまず無理でしょう。
1世帯が1時間当たり1.5kWを3時間使ったとすれば
100万kW÷1.5kw/世帯=666,667世帯が3時間電気を使えるというのが正しい答えです。

「同時同量」これが原則です。
電力は需要と供給を一致させることで周波数が安定に保たれているのですが、この同時同量が崩れると周波数が変化します。需要が増えると周波数が低下し、供給が増えると周波数は上昇します。
これによってモーターなんかの回転機器が壊れたり、精密機器に様々な影響を及ぼしてしまいます。

この影響を避けるために、需要>供給となった段階で需要分をカットして安定した周波数を保つ必要があるのです。これが計画停電を行う理由です。



■昨年の夏、原子力発電はまだ数基動いていて、定期検査に入るたびに原発は止まっていきました。
「来年の夏まで本当に原発が止まっていたら電気が足りるわけがない」
昨年は大勢を占めていた認識です。

しかし、冬も電気が足りてしまったことにより、なんとなく「今年も足りるんじゃないの?」「電力会社が原発動かしたいからてきとーにごまかしてるんじゃないの?」という雰囲気。
皆さんも知らぬ間にこういった感覚になっていたのでは。

□私は完全になっていました。。
この原因が、知らず知らずのうちに私がマスコミによる情報の波に巻き込まれていたからだとすると、マスコミには何らかの意図があったのでしょうか。それとも単純にそういった空気感に乗じて数字を取ろうとしているのでしょうか。

■本来であれば、電気は足りない、じゃあ今後どうして行くべきなの?
原発全部やめるの?徐々にやめていくの?今までどおり使うの?
新エネルギーは大丈夫なの?電気代高くならないの?

こういった議論を建設的にやることで新たなエネルギー戦略を考える格好のきっかけにもなったはずなのに、

電力がうそついてるだろ?停電テロだ!あいつら給料もらいすぎじゃないの?

といった無用な議論ばかりなされている現状です。

一度、電力会社が言っていることを素直に受け入れて議論したほうが
よほど国にとってメリットがあるように思います。
きっちり各案のメリット・デメリットを比較し、それを国民的議論として巻き込む役割をマスコミが担ってくれれば、おそらく私はそのテレビ局が好きになると思います。

□そういった意味では私は「そこまで言って委員会」はすきです。

■一方、何を言われても頑なに「原子力は重要な電源であることに変わりは無く、原発の再稼動に全力を尽くす」と言い続けた関電側に責任が無いともいえませんね。

社長の頑として日本の原子力を守るという気概でああいう発言につながっているのではないかと思います。おそらく国を思うが故に。(あくまでも性善説で捉えています)

■原子力が必要不可欠な電源であってもその被害にあっている方々が福島にはいるわけで、そういった現実を踏まえた上で、今後どうすることがベストなのかきっちり議論していくべきだと感じます。
そのためには継続論派、廃止論派が感情的にならずに建設的な議論をしてほしいものです。

■電力の供給不安により経済が空洞化し、日本経済は衰退して、我々が食えなくなって良いのか。
■放射能で我々が再度被害を受けても良いのか。

両方NOでしょう。

■最適解を見つけるために、皆で協力する。

これに反対する人はいないと思います。



いやこの認識こそが、これが素人なりの浅はかさでしょうか。

誰かが反対しているからこそ、現状がこうなのかもしれません。

以上です。


環境素人

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[ 2012/06/29 20:34 ] 電力 | TB(0) | CM(0)

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